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「瀬戸内クルーズ満喫を」旅行会社とJR西連携、広島でガイド付き期間限定企画

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 瀬戸内海観光を気軽に満喫してもらおうと、JR西日本は旅行会社と連携し、期間限定で広島・呉と竹原・尾道の港をクルーズ船で移動する旅行「せとうち島たびクルーズ」を始めた。船上では観光ガイドがあり、途中、大崎下島(呉市)の重要伝統的建造物群保存地区「御手洗(みたらい)」や、ウサギの島として人気を集める大久野島(竹原市)にも下船し、観光が楽しめる。担当者は「瀬戸内海を手軽に横移動できる旅行商品」とPRしている。

 初日の1日は、首都圏や関西圏を中心に53人が参加した。船内ではガイドの女性が瀬戸内海の島々の歴史や魅力を、ユニークなエピソードも添えて解説。大崎下島では乗客たちが下船し、歴史的建造物などが数多く残る街並みをガイドの案内で散策した。

 大久野島では、駆け寄ってくるウサギたちの愛らしい姿に歓声をあげた。

 夫婦で参加した京都府八幡市の元会社員、太田孝郎さん(74)は「クルーズ船を利用すれば移動が便利で、これまで訪れた広島の有名な観光地以外にも、瀬戸内海の魅力を知ることができます」と満足そうに話した。

 この旅行商品は、JR西日本がクルーズなどを組み合わせた多様な観光ルートを提案する「せとうちキャンペーン」として3~6月に旅行会社と協力し、団体ツアー商品として企画。サイクリストの聖地として世界の注目を集めるしまなみ海道の西側にあり、島々を橋で結ぶ“裏しまなみ”の「とびしま海道」に焦点をあてた。

 クルーズ船には、瀬戸内海汽船(広島市南区)の高速船「はやしお」(52トン、全長約21メートル)を使用。定員97人(クルーズの募集定員は88人)。トイレや2階デッキを備えている。

 広島・呉から竹原に向かう東向き航路と、尾道から広島・呉に向かう西向き航路があり、計28日間のクルーズを設定した。クルーズ時間は5時間前後。

 グランドプリンスホテル広島(南区)前の広島港を出発する東向き航路は、音戸の瀬戸や安芸灘大橋、芸予諸島の契(ちぎり)島などを船上観光。大崎下島・御手洗と大久野島では50~60分ほど途中下船し、現地観光ができる。

 問い合わせは瀬戸内海汽船(電)082・253・1212。

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