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避難の大切さ伝えたい 釜石の高校生ら子供たちに紙芝居授業

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避難の大切さ伝えたい 釜石の高校生ら子供たちに紙芝居授業

 〈岩手〉東日本大震災の際、津波の時は一目散に、てんでばらばらに逃げろという「津波てんでんこ」の教えを守り、助かった釜石市の高校生らが経験を紙芝居にして、子供たちに避難の大切さを伝えようと市立鵜住居小で防災授業を行った。

 紙芝居は同市や同県大槌町で被災した県立釜石高の2年生5人が作成。震災時、同小の4年生だった佐野里奈さんの経験を織り交ぜた。

 地震が起きて校舎3階に上がった主人公の児童は、中学生が「津波だ、逃げろ」と叫びながら避難する姿を見て、同じように校舎を出て走った。いったん避難した高台の崖が崩れそうになり、兄に手を引かれ、さらに高い場所へ移動。2日後、家族4人が無事に再会する-とのストーリー。

 2月27日に行われた授業は同小の4年生約30人を対象に実施。高校生が演じる紙芝居に、児童たちは真剣に耳を傾けていた。佐野さんは「家族が別々の場所にいても『津波てんでんこ』で避難したから再会できた」と語り、永田杏里さんは「実際に地震が起きたら、今日のことを思い出して行動してほしい」と呼び掛けた。

 授業後、佐々木悠人君は「自分も避難を迷っている人がいたら、助けられるようになりたい」と話した。