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三郷市の新競技場の愛称決まる 五輪事前キャンプ誘致へ

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三郷市の新競技場の愛称決まる 五輪事前キャンプ誘致へ

 三郷市が6月に新設する「三郷市陸上競技場」(同市泉)の命名権を広島建設(本社=千葉県柏市、島田秀貴社長)が取得し、愛称を「セナリオハウスフィールド三郷」とすることが決まった。契約額は1年間135万円で、期間は平成30年5月1日から33年3月31日まで。インフィールド部分はサッカー、ラグビーにも対応し、夜間照明も備えている。

 同社は東京、埼玉、千葉などで展開するハウスメーカー。32年開催の東京五輪・パラリンピックの出場を目指す弱視の女子陸上選手を契約社員で雇用するなど障害者スポーツ支援に力を入れており、命名権の契約条件と併せて「パートナーとして最適と判断した」(木津雅晟市長)という。

 同市は市内初の陸上競技場を東京五輪に向けた新たな挑戦と位置づける。同市が発表した30年度一般会計当初予算案では、東京五輪に関連する22事業に約3億8千万円を計上した。

 28年に同市はギリシャのホストタウンとして登録されており、事前キャンプの誘致活動に998万円の予算を充てた。今回の陸上競技場や、総合体育館などのスポーツ資産を積極的に活用する。ホストタウン自治体としての認知度を高めるため、ギリシャ料理教室やオリーブの冠づくりといったイベントの開催にも1314万円を計上した。

 30年度に同市が手掛ける施策の最重点事業の一つが「スポーツを活かしたまちづくり」。陸上競技場は天然芝に近い人工芝もアピールポイントのようで、木津市長は「ギリシャの事前キャンプの誘致をぜひ実現したい」と話している。