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【竹島の日】島根県、竹島問題の調査・研究に貢献の3人に感謝状 

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【竹島の日】
島根県、竹島問題の調査・研究に貢献の3人に感謝状 

 島根県が定める「竹島の日」の22日、松江市の島根県民会館で開かれた記念式典では、同県が進める竹島問題の調査・研究に貢献した功労者に感謝状が贈られた。式典出席のため来県した政府の山下雄平・内閣府政務官は、特別展示が行われている県竹島資料室を視察。一方、市内では、竹島の領土権確立を求めたり、式典開催に反対したりする街頭活動が各地で繰り広げられた。

 式典では、次の3人に感謝状が贈られた。

 大野由喜代さん(86)=島根県海士町

 戦前に鬱陵(うつりょう)島で暮らした経験を持ち、島内にあった日本人居留地での生活実態を証言。当時の様子を撮影した写真を多数所有し、一部を県に寄贈した。

 木瀬一郎さん(79)=同県隠岐の島町

 竹島編入のきっかけをつくった中井養三郎氏に関する記憶をはじめ、明治から昭和初期にかけて竹島で営まれた漁業の全体像把握につながる証言を提供した。

 松浦梅春さん(77)=同県隠岐の島町

 祖父が経営していた印判店で制作された印章が押された印譜を所蔵。その中にあった「竹島漁業組合」の印影から、竹島に関する行政権の行使が確認できた。