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笠間市、台湾に事務所 職員駐在、誘客へ魅力発信

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笠間市、台湾に事務所 職員駐在、誘客へ魅力発信

 笠間市の山口伸樹市長は、台湾からの観光誘客を促進するため、台北市内に「台湾交流事務所」を7月に設置することを明らかにした。笠間市職員が駐在し、現地で台湾人の観光ニーズなどの情報を収集、分析したり、笠間の魅力を発信したりする活動拠点として整備する。平成30年度当初予算案に事業費1604万円を盛り込んだ。

 市秘書課によると、事務所は台北市の旅行会社「東豪旅行社」内に設置。同社は県内でゴルフツアーを実施した実績があり、笠間市は同社と連携し、市内のゴルフ場や観光名所、季節のイベントなどをPRして観光誘客につなげる。5月にも同社と連携協定を締結する見通しだ。

 台北の事務所は、同市職員1人と現地職員2人の3人態勢で、3年間設置して効果などを検証し、継続するかどうかを決める。笠間市は台湾からの年間ゴルフ客を、29年の53人から32年には200人にまで増加することを目標としている。

 台湾から県内へのツアー客数はここ数年で急増しており、3月から10月にかけて茨城空港(小美玉市)-台北間でチャーター便の運航も決まっている。山口市長は19日の記者会見で「台湾は親日的でリピーターが多く、努力をすれば、もっと観光客を呼び込める。おもてなしや観光商品の開発も進めていきたい」とさらなる観光誘客に期待を込めた。(上村茉由)