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印旛に点在する宗像神社紹介 歴史民俗資料館で企画展 千葉

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印旛に点在する宗像神社紹介 歴史民俗資料館で企画展 千葉

 印西市印旛地区に点在する「宗像神社」を紹介する企画展「古代の印旛沼周辺」が、同市岩戸の市印旛歴史民俗資料館で開かれている。

 「宗像」のほか「胸肩」「宗方」など「ムナカタ」の名を持つ神社は全国に80数社、宗像大社がある福岡県には4社とされるが、印旛沼の周辺には13社(印西市12社、白井市1社)あり、特に資料館周辺には10社が集まっているという。

 かつてこの地区は「宗像村」で、現在も宗像小学校が地域の中心。昨年7月、宗像大社が「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」として世界遺産に登録されたのをきっかけに、同資料館に「『宗像』がどうしてこんなにあるか知りたい」との問い合わせがあり、野村優子学芸員(52)らが、改めて宗像神社の立地を確認。あわせて印旛沼北部に多い鳥見神社など、地域の3つの神社圏を調べた。

 企画展では宗像神社13社すべてが「市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)」など、宗像3女神を祀(まつ)っていること、本社・分社などの区別はなく古代から近代まで、千年間に宗像大社から勧請されたことを解説。また、鳥見神社所在地は古代の豪族・物部氏の領有地だった可能性があり、蘇我氏に敗れた物部氏が宗像一族を伴って印旛の地に移り、それぞれの神を守り続けたのではと紹介されている。

 3月4日まで。月曜休館。午前9時~午後5時。入館無料。【問】(電)0476・99・0002。