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スキー場の噴火災害に対応 岩手県警が初訓練

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スキー場の噴火災害に対応 岩手県警が初訓練

 草津国際スキー場(群馬県草津町)で12人が死傷した群馬、長野県境にある草津白根山(2171メートル)の噴火を受け、岩手県警は19日、同県八幡平市の八幡平リゾートパノラマスキー場で冬期噴火災害対応訓練を初めて実施した。

 訓練は、岩手山(2038メートル)で大規模な水蒸気爆発が発生し噴石が飛散、北麓にある同スキー場のリフトの山頂駅付近で多数の人が負傷したとの想定。

 県警やスキー場の関係者約60人が参加。スノーモービルを使った救出訓練などに取り組んだ。県ドローン協会も参加し、ドローンを使って上空からの撮影を試み、現地本部が送信されてきた映像を確認した。

 岩手山は現在、活火山であることに留意する「噴火警戒レベル1」。草津白根山も爆発時は、警戒レベル1だった。

 訓練後、県警機動隊の遠藤要隊長は「草津白根山の爆発はいきなりだった。岩手山でいつ起きてもおかしくない。負傷者の位置関係など状況を把握した上で、噴石がやんだとき、迅速に救助できるかが明暗を分ける」と総括した。