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「風土記を訪ねる会」創立20周年で講演会開催へ 記念誌の出版も計画 島根

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「風土記を訪ねる会」創立20周年で講演会開催へ 記念誌の出版も計画 島根

 出雲国風土記にゆかりのある地の研究や保全・顕彰などを手がけてきた島根県の民間団体「風土記を訪ねる会」が今年7月、創立20周年を迎える。これに合わせて同会では20周年誌の出版を計画し、今月24、25日には出雲・松江両市で記念講演会を開催する。

 風土記を訪ねる会は、平成10年7月に発足。出雲国風土記にゆかりのある県内各地の遺跡周辺で、開発が進む状況を懸念した有識者らが集まり、各自治体の文化財担当者らを交えて勉強会や保全活動などを展開してきた。

 現在では約20人のコアメンバーが中心となり、研究会と現地見学会を組み合わせた催しを年2回のペースで開催。風土記などに関心のある研究者や自治体の文化財担当者、一般の歴史ファンらが県内外から参加している。

 講演会は、24日午後1時から出雲市斐川町の斐川文化会館、25日午後1時から松江市の県立八雲立つ風土記の丘でそれぞれ開催。24日は川島芙美子会長と日本地名研究所の関和彦所長が、25日は横浜ユーラシア文化館の平野卓治副館長と藤岡大拙・荒神谷博物館長が講演する。両日とも、出雲国風土記にゆかりのある興味深い探訪コースなども紹介される。

 事前申し込み不要で、参加費は資料代として300円。川島会長は「第一線で活躍してこられた研究者や関心を持つ多くの人たちと一緒に20年間、風土記にまつわる未知の地を歩き、当地に残る文化的な財産を深く知ることができた」と話している。

 20周年誌は3月下旬に刊行の予定。問い合わせは事務局(電)080・1935・4638。