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阿蘇火口で規制解除へ訓練 濃霧の中、市職員ら40人参加

阿蘇山・中岳第1火口付近でガスマスクを着け救急搬送訓練に取り組む消防隊員ら
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 熊本県阿蘇市は15日、立ち入り規制が平成26年8月から続く阿蘇山・中岳第1火口で、観光客の避難を想定した市職員ら約40人による避難訓練を実施した。早ければ今月末の再開が検討されている火口の一般公開の準備として、行われた。公開再開は、28年4月の熊本地震で落ち込んだ観光客を呼び戻す目玉として、期待が高まっている。

 冷たい雨と深い霧の中、市職員らが火山ガスのにおいが漂う火口の観光客役で参加した。「ガスが著しく濃くなりました」とスピーカーから避難指示が放送されると、火口監視員の誘導で、バスや車で約1キロ離れた広場に避難した。ガスマスクを着けた消防隊員による救急搬送訓練もあった。

 噴火警戒レベルは26年8月に2(火口周辺規制)に引き上げられた。昨年2月、1(活火山であることに留意)に下げられたが、28年10月の爆発的噴火で安全柵やガス検知器が壊れ、規制は維持されている。今月26日の阿蘇火山防災会議協議会で、月末以降の解除を判断する見込み。

 訓練を視察した佐藤義興阿蘇市長は「地震の復興も進んでいる。火口は九州観光の目玉で、早期復旧を実現したい」と話した。

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