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ラグビーや五輪、テロ想定 陸自と山梨県警、世界大会控え共同訓練

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ラグビーや五輪、テロ想定 陸自と山梨県警、世界大会控え共同訓練

 陸上自衛隊第1特科隊と県警は9日、忍野村忍草の北富士駐屯地で国際テロなどに備える共同訓練を行った。ラグビーワールドカップ大会や2020年東京五輪・パラリンピック大会の開催を控え、連携の強化を図った。

 陸自と県警は平成17年、治安出動に関する現地協定を締結。図上訓練のほか、治安出動が発令された際に任務分担と連携を確認し、テロなどに共同対処する能力を高めるため、共同訓練を重ねてきた。5回目となる共同訓練には、陸自の第1特科隊や県警の機動隊など計約60人が参加。「県内に武装集団が侵入し、警察車両などに銃撃した」との想定で、陸自が通信車、県警がパトカーなど合わせて9台の車両を使い、現場に向かう手順や役割分担を確認した。

 開始式で、佐藤恒昭第1特科隊長は「国際情勢を考えると、県内で今後、治安出動の可能性もある。共同訓練を通じて連携をさらに向上してほしい」と訓示した。県警の市川和彦警備部長も「東京五輪で自転車のロードレースの県内通過が有力視されている。世界的に注目が集まる大会はテロ対象の可能性がある。訓練で見つかった課題は改善に努めてほしい」と訓示した。