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しまね景観賞表彰式 大賞に津和野「旧畑迫病院」

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しまね景観賞表彰式 大賞に津和野「旧畑迫病院」

 島根県内の景観形成に貢献している街並みや建造物などを顕彰する「しまね景観賞」の表彰式が6日、松江市内で開かれ、今年度の大賞に津和野町の「医食の学び舎(や)・旧畑迫(はたがさこ)病院・展示室」が選ばれた。

 しまね景観賞の表彰制度は同県が平成5年度に創設し、公募で寄せられた街並みや建造物、保全の活動などについて審査委が受賞物件を選出。今年度は103件の応募があり、大賞1件をはじめ、まち・みどり・活動▽土木施設▽公共建築物-など5部門と、過去の受賞物件から選ばれる「景観づくり貢献賞」で計9件が入賞した。

 大賞の旧畑迫病院は、大正6年の建築。昭和59年まで病院として機能し、平成17年に旧堀氏庭園の一部として国名勝に指定され、町が24年から5年間かけて保存修理をした。随所に洋風建築の要素が取り入れられ、大正時代の風情を呼び起こす優れた建築物と評価された。

 景観づくり貢献賞を受賞したのは、奥出雲町の「金言寺(きんげんじ)の茅葺屋根(かやぶきやね)と大イチョウ」。同賞は5年ごとに選定されており、金言寺境内一帯は、22年度に大賞を受賞して以降も地元が中心となって景観の維持やにぎわい作りなどに努めている。

 この他の入賞物件は次の通り。

 【優秀賞】善徳寺の大クスノキと鐘つき堂(雲南市)新国賀トンネル(西ノ島町)さぎの湯荘別邸「鷺泉」(安来市)世界遺産ユネスコマーク標示サイン(大田市)【奨励賞】琴ケ浜「鳴り砂」保全活動(大田市)竹野屋(出雲市)松江市総合体育館