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【静岡市長会見抄録】清水庁舎移転、反対意見でも方針不変

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【静岡市長会見抄録】
清水庁舎移転、反対意見でも方針不変

 【ポートセールス】

 田辺信宏市長「多くのクルーズ船会社が拠点を置く米国4都市(ロサンゼルス、マイアミ、サンタクラリタ、フォートローダーデール)を1月14~20日に訪問して清水港への寄港をトップセールスしてきたが、官民連携で市長が出ていったことには効果があったという印象を受けた。日本では民間の人たちを中心にトップセールスはしているが、清水のように経済界と行政が連携をして市長が先頭に立って取り組んでいるところは珍しい。相手からは『そこまで行政がやるんだったら期待できますね』と好評だった」

 「市長としてありがたいのは、(清水には米国の船会社との間に)民間のルートがあるということ。そのつながりがあってこそ市長がアプローチできる。他市ではできないことだと思う」

 【五輪事前合宿】

 「2020年東京五輪・パラリンピックに出場するバドミントンのスペイン代表が静岡市で事前合宿を行うことが決まった。市では国によるホストタウンの募集に手を挙げ、スペインをターゲットに独自の活動を続けてきた。昨年4月のスペイン国王夫妻の来静も大きかった。早い段階で(事前合宿の誘致を実現)できたことをアピールしたい」

 【清水庁舎移転】

 --市役所清水庁舎をJR清水駅東口公園に移転する基本構想案がまとまったが

 「関心を持っていただいた市民の皆さんに、ここまでたどりつけたことを感謝したい。今後、丁寧に丁寧に市民の考えを反映させていく。(24日に開かれた)市民と有識者からなる検討委員会で市の案はおおむね尊重されたと判断している。清水地区の発展の起爆剤になればと期待している」

 「基本構想の概要は清水区の全ての世帯にパンフレットにして配布していく。他区にも知らせ世論を喚起していき、計画通りの竣工(しゅんこう)を目指す」

 --2月13日から行うパブリックコメント(意見公募)で反対意見が出されたらどうするのか

 「大きな方針は変更しない。市民の代表の方が出していただいた結論なので」

 --拙速すぎるという意見もあるが

 「喫緊の課題でもあり、一方では『早くしてくれ』という意見もある」(1月25日の定例会見)