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十字屋山形店が閉店 「ありがとう」惜しむ声

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十字屋山形店が閉店 「ありがとう」惜しむ声

 JR山形駅前で昭和46年から営業してきた老舗百貨店「十字屋山形店」が31日、閉店した。最盛期には全国に30店舗以上を構えた中堅百貨店だが、山形店の閉店で、百貨店としての十字屋の名前は消える。商圏内の人口減少と郊外店の出店による競争激化などから、営業継続を断念した。

 この日も通常通り、午後7時半に営業を終了した同店前では、従業員らが感謝の言葉を客に伝えた。十字屋で最後の買い物をした山形市双葉町の女性会社員(56)は「さびしいですね。子供を連れて食堂をよく利用しました。十字屋さん、ありがとう」と閉店を惜しんだ。

 山形市の佐藤孝弘市長は「中心市街地のにぎわい創出に大きな役割を果たしてきたことを感謝したい。今後はビル所有者の意向を聞きながら、対応していきたい」とコメントした。