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鳥取の若桜学園生徒、和菓子を考案 町活性化へ商品化目指す

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鳥取の若桜学園生徒、和菓子を考案 町活性化へ商品化目指す

 実践的な教育を通して子供たちに課題解決力を身につけてもらおうと、鳥取県若桜町の小中一貫校、町立若桜学園の7年生(中学1年に相当)が、商品化を目指して和菓子づくりに取り組んでおり、29日、同校で試食会が行われた。

 和菓子づくりは「総合的な学習の時間」で実施。6年生のとき、みんなで町活性化へできることを考え、町の特徴を生かしたお菓子づくりに挑むことになった。昨春から和菓子や町について調べ始め、昨秋以降、具体的に企画を練ってきた。

 7年生15人が4班に分かれ、町の自然や特産品などを盛り込んだ和菓子を創案。町内の老舗和菓子店「宮本製菓」の宮本進さん(70)にアイデアを説明し、試作してもらった。

 中村玲雄さん(12)らの班は、町の美しい桜がモチーフの「桜饅頭(まんじゅう)」を考案。宮本さんは米粉とヤマイモの生地に桜の花を置いて焼き、上品な和菓子に仕上げた。

 また、若桜鉄道の蒸気機関車を描いた「SL餅」、特産の夏イチゴを包み込んだ「夏いちご大福」など全9種類の試作品が仕上がり、審査員で参加した小林昌司町長は「すぐに商品化できるものもあり、若桜のお土産にしたい」と力作に感心していた。

 和菓子は、今回の試作品審査を踏まえて1、2種類に絞り込んだ上で、さらに中身や包装、名前などを洗練。9年生の春に行われる修学旅行に合わせ、都内で販売したり、宮本製菓で販売したりする予定だ。生徒の西川小雪さん(13)は「試作品ができ、改善点が分かってきた。次の発展につながるよう頑張りたい」と話していた。