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JAたじまの「コウノトリ育むお米」が国際的な認証取得

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JAたじまの「コウノトリ育むお米」が国際的な認証取得

G・A・P認証の取得を喜ぶ尾崎市朗組合長(左から2人目)と生産者ら=豊岡市のJAたじま G・A・P認証の取得を喜ぶ尾崎市朗組合長(左から2人目)と生産者ら=豊岡市のJAたじま

 JAたじま(豊岡市)は26日、無農薬米の「コウノトリ育むお米」(コシヒカリ)が国際的な農業生産工程管理「グローバルG・A・P」の認証を取得したと発表した。JA単独の主食での認証取得は全国初。尾崎市朗組合長は「認証取得は海外輸出や2020年の東京オリンピックでの採用に向け、大きな弾みになる」と期待を込めた。

 G・A・Pは「グッド・アグリカルチャル・プラクティス」の略。ドイツの民間団体が運営し、欧州では広く普及。世界で約18万経営体、うち日本は約450経営体が取得している。

 同JAではミラノ国際博覧会(2015年)などに「コウノトリ育むお米」を出品した際、バイヤーから「第3者の(食の安全の)認証がほしい」と要望があり、今回の取得に取り組むことになった。

 「コウノトリ育むお米」を大規模で栽培する「成田エコファーム」(豊岡市森津)の成田市雄代表(61)ら生産者4グループに参加を呼びかけ、昨年6月に推進協議会を設立。9月の審査を経て、今月17日、認証取得が確認された。認証対象は計約18ヘクタール、出荷は約56トンを見込んでいる。

 この日、同JA本店で行われた会見で、尾崎組合長は「主食でのG・A・P取得はJAたじまが一番乗りなので、東京オリンピックに向けて、積極的に関係団体に働きかけたい」。成田代表は「消費者の信頼を裏切らないコメづくりをしていきたい」と話した。