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名刀に新たな輝き 「燭台切光忠」再現作を展示 水戸

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名刀に新たな輝き 「燭台切光忠」再現作を展示 水戸

「燭台切光忠」(奥)と再現作(手前)を写真に収める女性ファン=20日午後、水戸市見川(上村茉由撮影) 「燭台切光忠」(奥)と再現作(手前)を写真に収める女性ファン=20日午後、水戸市見川(上村茉由撮影)

 水戸市見川の徳川ミュージアムで20日、水戸徳川家に伝わる日本刀「燭台切(しょくだいきり)光忠」の再現作が公開された。大正12年の関東大震災で被災し、変わり果てた姿となった名刀が新たな輝きを放った。

 燭台切光忠は、2代水戸藩主・徳川光圀が伊達政宗から譲られたという名刀。刀剣を擬人化したキャラクターを集めて戦うオンラインゲーム「刀剣乱舞」に登場したことがきっかけで、若い女性らから熱い視線を注がれている。

 公開初日の20日、全国から“刀剣女子”が駆けつけた。新潟県柏崎市から来た看護師の女性(22)は「資料が少ない中でこれだけすてきなものが作れるなんてすごい。きれいで感動した」と興奮した様子で語った。

 燭台切光忠などの被災刀を再現する事業は平成28年2月に始動。文化財を守り伝えるとともに、伝統技術の保存や学びにつなげるのが狙い。制作を担ったのは長野県無形文化財を保持する刀匠、宮入法広氏。水戸徳川家に伝わる書物などを基に、約2年をかけて独特な「刃文」や「映り」を持つ燭台切光忠を再現した。

 同館研究員の粟野真貴子さんは「完成を一緒に喜んでもらえてうれしい。水戸を知るきっかけにしてほしい」と話している。

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