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伊豆・青ケ島“幻の焼酎”を販売 アルコール度数60度「初垂れ」、特区認定で30年度から

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伊豆・青ケ島“幻の焼酎”を販売 アルコール度数60度「初垂れ」、特区認定で30年度から

青ケ島の特産品の焼酎「青酎」の仕込み風景(都提供) 青ケ島の特産品の焼酎「青酎」の仕込み風景(都提供)

 東京都は26日、伊豆諸島の最南端に位置する日本一人口の少ない村、青ケ島村が、酒税法の規制を緩和する国家戦略特区の認定を受け、特産品の焼酎「青酎(あおちゅう)」の原酒を平成30年度から島内限定で販売することが可能になったと発表した。観光振興に向けて、来島者向けに販売することを想定している。

 都によると、青酎を製造する際は、最初に少量だけアルコール度数60度の「初垂(はなた)れ」と呼ばれる原酒が生成される。酒税法では、こうした45度以上の「原料用アルコール」は一定量以上を製造しなければ製造免許が得られない。このため、「ほかで飲めない味わい」(都の担当者)とされながら、量が少なく販売することができなかった。

 戦略特区の認定を受けて、30年度からは島内の宿泊施設などで「幻の焼酎」としてグラスに注いで販売する。1杯90ミリリットルが100杯程度製造できる見通しで、価格は未定。小池百合子知事は、「東京の宝物がまた一つ観光資源として活用できることは誠に喜ばしい」とコメントした。

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