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オスプレイ配備計画 佐賀市長が知事と会談「協定整理が必要」

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オスプレイ配備計画 佐賀市長が知事と会談「協定整理が必要」

オスプレイの配備が計画されている佐賀空港。右上の農地が陸上自衛隊駐屯地の予定地 オスプレイの配備が計画されている佐賀空港。右上の農地が陸上自衛隊駐屯地の予定地

 佐賀県の山口祥義知事は25日、陸上自衛隊が導入する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの佐賀空港への配備計画をめぐり、空港が位置する佐賀市の秀島敏行市長と会談した。計画推進のハードルとなっている公害防止協定について議論した。

 県は空港建設前の平成2年、当時の漁協などと協定を締結。協定の関連文書に「県は佐賀空港を自衛隊と共用するような考えは持っていない」と記されている。空港の運営を変更する場合には、事前協議が必要としている。

 山口氏は「国防に協力すべき立場」としてオスプレイ配備に理解を示す。一方、秀島氏はこれまで協定に基づき、慎重な姿勢だった。

 非公開の会談後、秀島氏は記者団に対し「(山口知事に)協定の文言を整理せずに前には進めないと伝えた。文言をなくすなりで、(県と漁協の)両者が一致すれば、縛りはなくなる」と語った。

 山口氏は有明漁協の徳永重昭組合長らとも会談した。一連の会談の後、「いい話し合いができたと考えている」と述べた。

 オスプレイ配備について県議会と佐賀市議会はそれぞれ、計画を容認する決議を可決している。