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「震災ネパールに支援を」 福岡の大学生ら公民館再建へ資金募る

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「震災ネパールに支援を」 福岡の大学生ら公民館再建へ資金募る

ネパールのシンドパルチョーク県にある村の住民と、公民館再建について話し合う学生ら(右手前)=9月(FIWC九州提供) ネパールのシンドパルチョーク県にある村の住民と、公民館再建について話し合う学生ら(右手前)=9月(FIWC九州提供)

 大地震が起きたネパールに憩いの場となる公民館を再建しようと、福岡県内の大学生らでつくる団体が、インターネットのクラウドファンディングで資金を募っている。一部の学生は既に現地を視察し、来年2月末から約1カ月間、再建工事を手伝う。資材費のうち40万円が当面の目標だ。

 ネパールでは2015年4月25日、マグニチュード(M)7・8の地震が発生。同5月12日にもM7・3の地震があり、計約9千人の犠牲者が出た。

 フィリピンのインフラ整備など国内外の社会問題に取り組む「FIWC九州」(福岡市)は昨年からネパールで活動し、損壊した水タンクを復旧した。

 再建を手伝う公民館は、15年5月の地震の震源地に近い、シンドパルチョーク県の村にあり、結婚式や葬式に使われていた。住民らが集めた資金で基礎工事は終えたが、資材費の高騰で壁や屋根の再建に約95万円が必要という。

 今月27日までクラウドファンディングのサイト「CAMPFIRE」を通じて寄付できる。1万円以上を寄付した人には、公民館に名前入りプレートを設置する。メンバーで九州大2年の轟木亮太さん(20)は「ネパールの被災状況を知ってもらい、支援の輪を広げたい」と話した。