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オスプレイ佐賀空港配備容認を決議 地元・佐賀市議会

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オスプレイ佐賀空港配備容認を決議 地元・佐賀市議会

 佐賀市議会は19日、市内の佐賀空港に陸上自衛隊の輸送機オスプレイを配備する政府の計画について、容認する決議案を、自民党系会派などの賛成多数で可決した。空港を管理する佐賀県に配備受け入れを求める。最終判断を保留する山口祥義知事の受け入れ表明に向け、環境を整備する狙いがある。

 配備計画をめぐっては、県議会も7月、同様の決議を可決した。山口氏はその後、受け入れる意向を示したが、米海兵隊機の事故やトラブルが相次いだほか、配備予定地を保有する漁協が反対しており、最終的な判断は表明していない。今回の決議について山口氏は記者団に「重く受け止める」と述べつつ、安全性を見極めたいとした。

 市議会の決議では、国防の重要性やオスプレイの災害時の有効性を強調。「防衛省の計画を受け入れざるを得ないと判断する」としている。市に対して、県に協力することを求めた。

 一方、漁業者や地元住民の反対にも触れ、国や県に対し安全対策や補償措置の確約も要求した。防衛省は当初、来年秋頃の米国からの機体輸送までに、駐屯地整備を予定していた。小野寺五典防衛相は11月24日の記者会見で「現時点から着手してもわが国への輸送時に間に合わせるのは極めて困難だ」との認識を示した。