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西鉄、30年度末にも豪華バス導入へ 観光列車とセット、旅のスタイル提案

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西鉄、30年度末にも豪華バス導入へ 観光列車とセット、旅のスタイル提案

 西日本鉄道が、天神大牟田線への新しい観光列車導入に合わせ、列車と連携して豪華バスを走らせることが18日、分かった。西鉄が豪華バスを手掛けるのは初めて。観光列車と同じ平成30年度末にも導入し、列車と豪華バスをセットにした、旅の新たなスタイルを提案する。 (高瀬真由子)

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 これから半年ほどかけて、内装や車内サービスの具体案を検討する。

 西鉄は子会社の「西鉄車体技術」(佐賀県基山町)が、バスの改造を手掛けている。観光バスだけでなく、サファリパークで使われる金網付きの動物観察車両や、医療検診車など、特殊車両に実績がある。豪華バスも同社が担う。

 列車と連動するバスをめぐっては、JR九州も、豪華寝台列車「ななつ星in九州」の乗客が、駅から観光地に向かう際の専用バスを導入した。このバスの内装も、西鉄車体技術が手掛けた。

 一方、西鉄天神大牟田線に導入されるのは、西鉄初の本格的な観光列車となる。現在、車両デザインの作成などを進めている。

 鉄道事業者として、沿線の活性化を目指し、地元の食材や地域と連携したサービスを提供する。住民や観光客が利用しやすい手頃な料金設定を想定する。

 西鉄の倉富純男社長は産経新聞の取材に「列車を作る過程で、沿線の良いものを掘り起こしていく。しっかり成果を出したい。(観光列車の)到着駅にバスが待っているなど、列車と連携して動き、ネットワークをつくる。観光インバウンドの呼び込みも強化できる」と語った。