産経ニュース

新電力質疑めぐり不信任決議 みやま市会議長は辞職願

地方 地方

記事詳細

更新


新電力質疑めぐり不信任決議 みやま市会議長は辞職願

 福岡県みやま市が出資する電力小売り企業「みやまスマートエネルギー」(みやまSE)に関する市議会の質疑をめぐり、同市議会は14日、壇康夫議長(59)=無所属=が「円滑な議会運営に万全を期していない」として、議長不信任決議案を賛成多数で可決した。壇氏は同日、議長辞職願を提出し、受理された。 (高瀬真由子)

 決議の提案説明などによると、問題視されたのは今月7日の一般質問をめぐる事前のやりとり。末吉達二郎議員が、みやまSEの経営状態を質問しようと、壇氏に決算資料などを提出した。壇氏は資料の一部を、自身の判断で執行部に配布しなかった。複数の議員が疑問を呈し、壇氏は質問日間近になって執行部に配布した。

 不信任決議案を提出した中島一博議員は「議長裁量権を逸脱する行為で看過できない。この失態が原因で、質問に対する執行部の答弁がかみ合わなかった」と指摘した。

 辞職の許可や、辞職した場合の後任選出は、22日に開かれる臨時市議会で協議される。

 また、西原親市長は14日の本会議で、7日の一般質問で答弁した「(みやまSEの内部に)不満分子が10人くらいおる」などの発言を取り下げたいと申し出た。議会は取り下げを許可した。