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足立区、施設のベビーセンサーなど導入経費補助

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足立区、施設のベビーセンサーなど導入経費補助

 足立区は22日、乳幼児の睡眠時の突然死などを防ぐため、区内の保育施設に、呼吸などの振動を検知する「ベビーセンサー」などの導入経費の補助を実施する方針を発表した。1億2625万2千円が補正予算に組み込まれる見込み。

 補助するのは、警告音で異常を伝える「ベビーセンサー」と、乳幼児の顔色や呼吸、うつぶせ寝になっていないかなど、睡眠中の様子を映像で確認できる「監視モニター」の2機器。

 睡眠中の乳幼児の対応をめぐり区内の保育施設では、0歳児は5分間隔、1、2歳児は10分間隔、3歳児以上は15分間隔で保育士が睡眠の様子を確認。(1)呼吸の規則正しさ(2)顔色や口唇色、表情の変化の有無(3)うつぶせになっていないか(4)嘔気・嘔吐(おうと)の有無(5)眠りの深さ(6)発熱の有無(7)咳こみや鼻水の有無-を目視などで確認してきた。

 今回、同区では「安全対策を強化するとともに、保育士の心理的負担を軽減できれば」などとして、補助金を出して2機器の導入を進めることにした。

 今後、区内では保育施設全306施設中285施設で新たな機器が導入される予定。近藤弥生区長は会見で「(機器の導入は)あくまで補助的だが、(保育士の目視とで)二重にチェックできる」などと話した。