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「将来はチームの中心に」 霞ケ浦高・遠藤投手、広島と仮契約 茨城

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「将来はチームの中心に」 霞ケ浦高・遠藤投手、広島と仮契約 茨城

 10月26日に行われたプロ野球のドラフト会議で、広島から5位指名を受けた霞ケ浦高(阿見町青宿)の遠藤淳志投手(18)が10日、入団の仮契約を「ホテルマロウド筑波」(土浦市城北町)で結んだ。遠藤投手は記者団に対し「体作りからしっかり取り組んで、将来はチームの中心選手として大歓声の中でプレーしたい」と述べ、同席した父、隆さん(65)と母、美江さん(53)の前で奮闘を誓った。契約金は3千万円で、年俸は480万円(金額は推定)。(丸山将)

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 土浦市出身の遠藤投手は、市立新治中で軟式野球部に所属。中学時代には目立った成績を残せなかったが、霞ケ浦高の高橋祐二監督に才能を見いだされ、同校に入学すると急成長。184センチの長身と長い手足が繰り出す最速142キロの角度のある直球が最大の武器で、切れ味の鋭いスライダーやカーブを織り交ぜて三振を奪っていった。3年夏には、エースとしてチームを県大会準優勝に導き、延長十五回の死闘となった決勝戦では200球を超える力投を見せた。

 仮契約にあたって、広島のスカウト、尾形佳紀氏は「球持ちが良くて体のバランスがよい。体格が大きくなれば、もっと速い球を投げられる」と潜在能力を高く評価。「3、4年後には1軍でローテーションの一角を担ってもらえれば」と期待を寄せた。

 高橋監督は「メンタルも技術ももっと鍛えて、10年後もインタビューを受けられる選手でいてほしい」と教え子にエールを送った。

 近年のドラフト会議で指名を受けた同校出身の選手は、27年の綾部翔選手(DeNA)、28年の根本薫選手(オリックス)に続き3年連続。遠藤投手は「背中を見続けてきた先輩と同じ舞台に行けるのはうれしいが、プロではライバル。対戦したら絶対に負けないように努力したい」と気を引き締めていた。