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新「玄武洞ミュージアム」来年3月開館 恐竜や鉱物…地球の神秘体感 「どこにも負けない博物館に」

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新「玄武洞ミュージアム」来年3月開館 恐竜や鉱物…地球の神秘体感 「どこにも負けない博物館に」

整備が進む新「玄武洞ミュージアム」。来年春の開館を予定している 整備が進む新「玄武洞ミュージアム」。来年春の開館を予定している

 豊岡市赤石の玄武洞公園で、新「玄武洞ミュージアム」の建設が進んでいる。特有の柱状節理を模した外観が斬新で、鉱物類だけではなく、恐竜化石(複製)などもそろえ、地球の成り立ちや生命の進化を特集した展示を計画。運営法人は来年3月24日の開館を予定し、「山陰海岸ジオパークの一大拠点にしたい」と意気込んでいる。

 法人によると、新施設は洞の数と同じ5棟を建て、同じような配置とすることにもこだわった。各棟とも玄武洞で見られる柱状節理にあわせた六角形のデザインで、北側の大規模2棟が博物館、南側3棟はレストランや土産物店などとして整備される。全体で延べ約1500平方メートル。

 注目は博物館棟の展示内容。山陰海岸に足跡を残すアジアゾウの骨格模型が入り口で出迎え、2階へ上がると国内外で集めた希少な鉱物、宝石に出合える。さらに、全長約10メートルのティラノサウルスを中心にした化石などを展開し、生命の歴史を体感できるようにする。約4千点の収蔵品の中から、常時1500点以上を展示する予定。豊岡伝統の杞柳細工も紹介し、地域史にも目を向けてもらう。

 旧ミュージアムは昭和51年に開設され、併設の土産物店などとともに玄武洞観光の起点になっていた。リニューアル工事は平成28年3月に始まり、総事業費は約8億円。開館日は前後する可能性があるとするものの、準備のため、今月20日から休館する。

 公益財団法人「玄武洞ミュージアム」の田中榮一理事長は「地球の神秘、生命の謎がわかる、どこにも負けない博物館にする。楽しみにしてほしい」と強調している。