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【春高バレー神奈川大会】チャレンジャーの気持ちで勝つ 柏木学園2年・牧井雄哉主将

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【春高バレー神奈川大会】
チャレンジャーの気持ちで勝つ 柏木学園2年・牧井雄哉主将

 勝利の瞬間、選手全員が喜びを爆発させた。昨年はベスト32で敗れたがそれを上回る16強入り。歓喜の輪の中心には、笑顔で顔をくしゃくしゃにした「背番号1」がいた。

 バレーを始めたのは中学2年の時。高校でもバレー部に入部し、昨年秋ごろからセッターになると、新チームに切り替わった今夏からは主将としてチームを牽引(けんいん)してきた。

 初戦を制し、2回戦で当たった強豪校・岸根との一戦では、タイに持ち込んだ末の勝利。心身共に疲弊した状態で迎えた一戦では、早くも試練が訪れる。第1セット、ボールを拾おうと飛び込んだ際に右足がつって立ち上がれなくなり、一時退場を余儀なくされた。

 だが「出ないといけない」と再びコートに戻り、「一つ一つ詰めていこう」と、仲間を鼓舞。チームをリズムに乗せ、16強入りに導いた。

 主将就任時、先輩から「ベスト16に入ってくれ」と思いを託されていた。「目標に届いて本当にうれしい」と顔をほころばせるも、「自分たちはチャレンジャー。相手に臆することなく、全員で声を出して勝つ」と、早くもその目は次戦を見据えていた。(河野光汰)