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川越市の水害対応で市長「不十分」と陳謝 埼玉

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川越市の水害対応で市長「不十分」と陳謝 埼玉

 台風21号で川越市寺尾地区を中心に多数の家屋浸水被害が発生した問題で、同市臨時議会が30日開かれ、川合善明市長は市の対応について「状況把握、情報伝達に不十分な点があった。検証し、課題や問題点を改善したい」と陳謝した。

 同市によると、22日夜、8地区で避難準備が発令されたが、寺尾地区は発令が見送られた。臨時議会では大河内徹危機管理監が理由をただした議員に「市の避難勧告マニュアルでは河川の水位を基準に判断するが、県の洪水予報で新河岸川の判断基準とされる朝霞市の観測所の水位が達しなかったため」と釈明した。

 川合市長は寺尾地区について「市の初動対応に課題があった」と問題を認め、議員から災害対策本部を設置しなかった判断について問われると、「今から思うと設置した方がより速やかに対応できたのではないか」と述べた。

 川合市長は22日に市庁舎に不在だったことを議員から「不適切」と指摘されると、「主に自宅に待機し、必要が生じれば指示などを行った。不適切だと思わない」と反論した。

 また、同市は30日夜、市立寺尾小学校体育館で、川合市長らが出席し、寺尾地区の被災世帯を中心とした住民説明会を開催した。