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県外の大型店に買い物行きますか 福井商工会議所調査

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県外の大型店に買い物行きますか 福井商工会議所調査

 ◆6割「出かけた」、半数近くイオン新小松にも

 福井商工会議所が行った県外の大型店への買い物に関するアンケートによると、今年3~6月の4カ月間で回答者の6割以上が出かけており、若い世代ほど回数が多いことが分かった。商圏が近く話題を集めている石川県小松市のイオンモール新小松は半数近くが足を運び、距離が近いあわら市が商圏を奪われている傾向が見られた。

 会員企業の従業員や福井市内に勤務する人を対象に1037通の調査票を配布し、647通を回収した。質問項目ごとに有効回答分を抽出して分析した。

 「県外に買い物目的で何回出かけたか」での回答(抽出数620件)では65・5%が1回以上出かけていた。内訳は1回17・4%▽2回19・2%▽3回11・9%▽4回4・4%▽5回以上12・6%だった。

 また、年代別で5回以上出かけたとする回答の割合(同617件)を見ると、20代以下の25・2%が突出し、30代が14・0%、40代で8・8%。若いほど県外に出かける頻度が高くなっていることが分かる。

 県外へ買い物に行く理由(複数回答可、同406件)は「1カ所に店がそろっている」が35・9%で、「そこにしかないものがある」28・7%、「1店舗の品ぞろえが豊富」26・9%が目立ち、買い物での利便性を求める消費者の動向が明らかになった。ただ、年代別に整理すると、50代では「そこにしかないものがある」が最も多く、商品へのこだわりを優先していることが分かる。

 「イオンモール新小松に出かけたか」(同615件)では、43・6%が出かけたとしており、半数近くが足を運んでいた。出かけた回数は1回が31・2%で最も多く、5回以上は全体の0・8%にとどまった。一方、居住地別で見た場合、距離が近いあわら市在住者の回答の5・3%が5回以上としており、大型店がない地域の消費者が移っている結果となった。

 「また行きたいか」(同253件)は「行きたい」が65・6%で、「行こうと思わない」は26・1%。行きたい理由は「気分転換」が目立っており、消費者は買い物よりレジャーの一環とみなしている傾向が分かる。

 イオンモール新小松を除いた行き先についての回答(複数回答可、同647件)で、最も多かったのはJR金沢駅前の金沢FORUSで、三井アウトレットパーク北陸小矢部(富山県)、同滋賀竜王(滋賀県)と続いた。外資系のコストコ野々市(石川県)も目立った。