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消防防災航空の再構築求める 長野県監査委員が意見書

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消防防災航空の再構築求める 長野県監査委員が意見書

 県監査委員は、平成28年度一般・特別会計決算の審査意見書を阿部守一知事に提出した。予算の執行や決算は「おおむね適正に行われている」と認定した。

 意見書では、3月に発生した県消防防災ヘリコプター「アルプス」の墜落事故で、県が唯一所有していた1機を失ったと指摘。「運航再開に向けた安全対策や山岳救助における県警との連携強化」などの課題を挙げた上で、県による再発防止策と消防防災航空体制の再構築を早期に図る必要があるとした。

 大北森林組合(大町市)の補助金不正受給事件に関しては、同組合に対する約9億円の補助金返還請求を計画的に早期実施すべきだと要請。県職員への損害賠償請求には、監査委員による阿部氏への勧告を受け、県が賠償請求を決めたことについて「県民の理解が得られるよう説明責任を確実に果たし、県民の信頼回復に努める」ことを促した。