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京丹後の空き店舗が会場 漂着物をテーマに展覧会 京都

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京丹後の空き店舗が会場 漂着物をテーマに展覧会 京都

 丹後半島の海岸に打ち寄せられた漂着物をテーマにした展覧会「日本海×アート×漂流」が9日から、京丹後市峰山町で開催される。会場に空き店舗3店を利用しており、アート活用のまちづくりの事例として注目される。18日まで。

 同市などに住むアーティスト8人が4月に結成したグループ「丹後アート会議」(池田修造代表)が主催。会場はいずれも峰山町中心部の旧田中家具、旧藤バー、旧高田酒店の空き店舗を利用する。

 メーン会場の旧田中家具では、6人の作品約30点を展示。池田代表の油絵「オイル・オン・キャンバス」は、平成9年のロシア船籍のタンカー・ナホトカ号の重油流出事故で同市網野町の海岸に流れ着いた重油を絵の具代わりに使用した。

 旧藤バーは、アーティストと来場者のコミュニケーションの場として使用。旧高田酒店では、海岸の漂着物を使ったアクセサリー作りなどが行われる。

 池田代表は「不要な漂着物だけでなく、古代の丹後半島には外国の文明も伝わってきた。そのような日本の歴史についても考えてほしい」と話している。