産経ニュース

高知産食材で無添加ペットフード 福島から移住の梅原さんが新商品開発

地方 地方

記事詳細

更新


高知産食材で無添加ペットフード 福島から移住の梅原さんが新商品開発

 東日本大震災後に福島県二本松市から高知県四万十市に移住した梅原俊順(じゅんすん)さん(39)が、高知県産の食材のみを使ったペットフードを作り、人気を集めている。

 人気のペットフードは高知県土佐清水市のソウダガツオを使った「足摺まるっと宗田節」や、同県南国市などで採れたサツマイモで作った「土佐紅スティック」。「人が食べられるほどのレベル」と胸を張る無添加のペットフードは12種類。「高知を知ってほしい」と商品名に地名を盛り込んだ。

 元々、二本松市でペットの手入れをするトリマーをしていた梅原さん。「東日本大震災が人生を大きく変えた」。原発事故への不安を拭えず、四万十市に短期滞在したのをきっかけに平成24年春、移住を決意した。「カツオがこんなにおいしいと初めて知った」

 四万十市雇用創造促進協議会の商品開発部門で「長年憧れていた」というペットフード作りを担当。「飼い主は高い安全性を求めている」と考え、自分で食べて納得できた素材で開発を進めた。

 26年にペットのホテルやトリミングを手掛ける専門店「WANLIFE」を市内にオープンし、今夏は、ペット栄養管理士の知識を生かして、水分を手軽に補える新商品「かけるスープ」を完成させた。

 梅原さんは、「いろんなペットフードを提案することが私の夢。故郷を離れてもかなえたかった」と力を込めた。