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伊万里湾の赤潮被害5億円超 長崎県に支援要請

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伊万里湾の赤潮被害5億円超 長崎県に支援要請

長崎県庁で要望書を手渡す友広郁洋・松浦市長(左) 長崎県庁で要望書を手渡す友広郁洋・松浦市長(左)

 長崎県松浦市沖の伊万里湾の赤潮被害が長期化している問題で、同市の友広郁洋市長は24日、長崎県庁を訪れ、養殖魚の被害総額が5億円超となるとの見通しを伝え、死んだ魚の処理費用などへの支援を要請した。県側は「しっかりと対応する」と述べ、協力する姿勢を示した。

 松浦市は、県への要望書で「過去最大級の被害」と強調した。赤潮被害を防ぐために使った中和剤の費用負担のほか、国や隣県の佐賀県と協力して、赤潮発生の原因などを解明するよう求めた。

 松浦市によると、赤潮は7月下旬に発生した。8月17日時点で、養殖トラフグやクロマグロなど計約50万2千匹が死んだ。

 中和剤を散布するなどして一定の改善はみられるが、日照りでプランクトンの発生が続いており、完全な収束には至っていないという。