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民進離党の仙台市議ら新会派 「市民ファースト」結成へ

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民進離党の仙台市議ら新会派 「市民ファースト」結成へ

 7月の仙台市長選後に民進党を離党した市議らが17日、新会派「市民ファースト仙台」を結成すると発表した。同日、市議会に会派結成届を提出、22日に正式に結成される見通し。東京都の小池百合子知事が代表を務め(現在は特別顧問)、都議選で躍進した「都民ファーストの会」と連携する予定は、現時点ではないという。

 市議会の民進党系会派「市民フォーラム仙台」に所属し、市長選後に民進党を離党した木村勝好元副議長や安孫子雅浩副議長ら4市議と、一人会派「輝く仙台」の柳橋邦彦元議長の計5氏が合流して発足。代表には柳橋氏が就任する。

 柳橋代表らは結成理由について、「市民第一の市政を実現し、仙台市の発展を目指す。基本政策は速やかに策定を進める」と話した。会派名については「市民第一を主眼にすると、ファーストが持ち上がる。この言葉の持つ求心性は、いま、確かにある」と説明した。

 これに対し、他会派の市議は「(都知事が実質的に率いる)都民ファーストの会とは異なり、市長に対し是々非々の態度を取ることを期待する」と話す。「都議選で圧倒的な勝利を収めた都民ファーストにあやかろうとの意味なのか」といぶかしむ声もあった。

 7月の市長選では、民進党県連が擁立し当選した郡和子次期市長を共産党県委が支援。一方、奥山恵美子市長の市政では共産以外の4会派が“市政与党”と呼ばれ、奥山氏も自民などが支持する別の候補者を応援していた。木村氏ら元市民フォーラムの4市議も奥山氏が応援する候補者の支援に回っていた。柳橋代表は「是々非々の態度で臨む。是々非々の内容は、日を追って明らかになっていく」としている。

 市議会では、5人以上の会派を「交渉会派」と位置づけ、代表者会議への出席が認められるなど議会運営に参画できる。議会事務局によると、会派結成の届け出は、市議選が行われた平成27年8月以来だという。