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聴覚障害者らのコミュニケーションに 和歌山市がどこでも手話電話サービス

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聴覚障害者らのコミュニケーションに 和歌山市がどこでも手話電話サービス

 聴覚障害者らの手話でのコミュニケーションを手助けしようと、和歌山市は1日から「どこでも手話電話サービス」の運用をスタートする。市はインターネットテレビ電話「スカイプ」のアカウントを作成。手話通訳者が映像(手話)の電話を受け付け、聴覚障害者らに代わって電話先へ連絡する。

 平成28年4月に市障害者差別解消推進条例と市手話言語条例が施行されたことを受けて企画した。

 市障害者支援課によると、聴覚や言語機能、音声機能に障害がある人は、「病院の予約を変更したい」「(学校や行事への)子供の欠席を伝えたい」などの連絡が困難で、多いときは1日に2~3人が市に相談に訪れていたという。

 「どこでも手話電話サービス」では、市役所に出向かなくても手話通訳者の手助けが受けられることになる。市が作成したスカイプのアカウント「障害者支援課 和歌山市」を連絡先リストに追加することで映像電話がかけられる。

 同課の担当者は「来庁してもらう負担が軽減されることで、意思疎通がよりスムーズに行えるようになれば」と話している。

 受け付けは平日の午前9時から午後5時まで。問い合わせは同課(電)073・435・1060。