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長野原町、跡見女子大・八ツ場ダムと連携し宿泊実習

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長野原町、跡見女子大・八ツ場ダムと連携し宿泊実習

6月、プロジェクト始動を前に跡見学園女子大生との結束を誓う町やダム工事関係者ら(同大提供) 6月、プロジェクト始動を前に跡見学園女子大生との結束を誓う町やダム工事関係者ら(同大提供)

 ■女子大生の視線で観光戦略

 群馬県の長野原町は、跡見学園女子大(東京都文京区)と国交省八ツ場ダム工事事務所と連携し、観光立町として目指すべき未来像などを考える「長野原町に新しい芽を出そうプロジェクト」を始める。過疎化が進む中、交流人口の拡大や地域活性化の道を探るのが狙いだが、観光資源をどう生かすか、女子大生の視点を取り込みながら地元関係者は知恵を絞る。 

 プロジェクトは、昨年4月、長野原町と町内に研修センターを持つ同女子大が相互協力包括協定を締結したのがきっかけとなった。

 町は、昨年認定の浅間山北麓ジオパーク、吾妻峡、川原湯温泉など観光資源に富むが、町には「65年間の歴史に翻弄された八ツ場ダム」がついて回り、川原湯温泉についても「ダムにいじめられた温泉のイメージ」(関係者)という。

 国などの支援で、ダムで水没する地域の生活再建をしてきたが、篠原靖同大准教授(観光地域振興分野)は、「これからは、地元が自立して町を作り上げねばならない」と話す。

 プロジェクトでは、ダム完成後も継続的に観光客を呼び込むため、地元旅館の若手後継者らと地域創生を学ぶ同大観光コミュニティ学部の約35人が協力する。

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