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「出張竹島資料室」隠岐諸島4町村で初開催 島根

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「出張竹島資料室」隠岐諸島4町村で初開催 島根

 島根県竹島資料室の収集資料や活動成果などを県内各地で紹介する移動パネル展「出張竹島資料室」が3日、隠岐諸島の4町村で始まった。韓国の不法占拠が続く県土「竹島」をめぐる問題について県民に広く知ってもらおうという県の試みで、隠岐地方への“出張”は初めて。

 出張竹島資料室は、昨夏の浜田市に続く開催で、今回は「出張竹島資料室in隠岐」と題し、隠岐4町村にそれぞれ会場を設けて同時に開催。このうち、隠岐の島町での会場となった西郷港フェリーターミナル2階では、オープニングセレモニーが行われた。

 式典に出席した内閣官房の市川正樹審議官(領土・主権対策企画調整室長)は「韓国による不法占拠が続くが、島根県や隠岐の島町では熱心に竹島問題の教育に取り組み、国においても竹島が日本の領土である旨を全教科書に記載させるなど一定の進歩もあった」とし、「このパネル展は大きな一歩。竹島が日本に戻るきっかけになってほしい」と期待を込めた。このあと、出席者らがテープカットなどで開幕を祝福した。

 会場では、小学生向けに竹島問題を解説した資料や竹島を取り上げた高校入試問題、隠岐の島から竹島へアシカ猟に出ていた過去の歴史などを紹介した絵本の原画などのパネルを展示。内閣官房が製作したビデオの上映や資料の展示なども行われている。

 出張竹島資料室のパネル展示は31日まで。他町の開催会場は、海士町=菱浦港フェリーターミナル2階▽西ノ島町=別府港フェリーターミナル2階▽知夫村=村役場1階ロビーで、いずれも入場無料。