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名物「たい焼き」犬吠駅で復活 銚子電鉄 サイズや食感一新 千葉

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名物「たい焼き」犬吠駅で復活 銚子電鉄 サイズや食感一新 千葉

 銚子電鉄(銚子市)の名物のひとつ「たい焼き」を製造販売する売店が観音駅から犬吠駅に移転し、リニューアルオープンした。たい焼きは生地の食感などを改良しつつ、値下げも実施。観光客が多く利用する犬吠駅で売り上げアップを目指す。

 観音駅のたい焼き店は「およげ!たいやきくん」の大ヒットを受けて昭和51年に開店した。当時のたい焼きブームに乗り、鉄道会社直営という珍しさからマスコミでも取り上げられ一躍有名に。現在、同電鉄の経営を支える「ぬれ煎餅」に先駆けた副業の第1弾が「観音駅のたい焼き」だった。

 開店から約40年。市民や観光客に親しまれてきたが、設備の老朽化などで今年3月末に閉店した。同電鉄によると、人口減少や商店街の衰退により観音駅を利用する地元客が減ったことで、売り上げも落ちていたという。

 生まれ変わった犬吠駅の売店は、たい焼きの鉄板もスタッフも一新。サイズや原材料を見直し、1個130円から100円に値下げした。表面がカリッとした食感に焼き上がるように生地も改良した。あんことクリームの2種類を味わえる。

 オープン初日を迎えた先週末の24日は、たい焼きを先着50人に無料配布する記念イベントを行い、大勢の観光客などでにぎわった。担当者は「平日も地元の人たちがたくさん買いに来てくれて、予想以上に売れている。待ち時間が長くなることもあるので、今後は人員を増やして対応したい」と話している。

 同店ではたい焼きのほか、フライドポテトも100円で販売。今後は観音駅でも提供していた「たこ焼き」を「揚げたこ焼き」にアレンジしたものも販売する予定という。

 営業時間は午前9時半~午後5時(ラストオーダーは4時半)。当面は水曜定休。問い合わせは銚子電鉄(電)0479・22・0316。(城之内和義)