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水戸市民球場を改修 プロ野球公式戦誘致へ 来年5月完成、両翼100メートルに

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水戸市民球場を改修 プロ野球公式戦誘致へ 来年5月完成、両翼100メートルに

 水戸市は8月から、2年後の茨城国体で野球競技の会場となる同市民球場(同市見川町)の改修工事を開始する。耐震化や公認野球規則への適合が目的で、来年5月末の完成を目指す。改修後、プロ野球の公式戦の誘致などを検討しており、同市はスポーツ振興の拠点にしたい考えだ。(丸山将)

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 市体育施設整備課によると、改修工事は(1)メインスタンドの耐震補強や屋根の改修(2)外野スタンド改修(3)スコアボード改修(4)スピードガンの設置-など。概算事業費は16億円を見込んでいる。

 同球場が完成したのは昭和55年。水戸市総合運動公園内にあり、収容人数は約2万人。施設の一部が現在の建築基準法の耐震基準を満たしていないことから、耐震補強工事が急がれていた。球場は狭く、本塁から両翼フェンスまで93メートル、中堅まで120メートル。公認野球規則の基準を満たしていないため、外野スタンドを改修し基準に適合するよう、両翼100メートル、中堅122メートルまで延ばすが、収容人数は現在とほぼ変わらないという。

 工事では、スピードガンを設置して球速表示するほか、リプレー映像などを流せるフルカラーLEDの大型ビジョン付きのスコアボードに改良する。同課の担当者は「球速表示があることで、試合は格段盛り上がる」と期待を込める。

 工事は8月に始まるため、今秋と来春の高校野球県大会で球場が使用できなくなる。そのため県高野連では「J:COMスタジアム土浦」の使用などを予定。同課の担当者は「何度も来たいと思えるような球場を目指す」と語り、「市民がトップアスリートのプレーに触れられる場にしたい」と力を込めていた。