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「本当に来たら素早く動けるか…」 ミサイル着弾想定、燕で新潟県内初の避難訓練

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「本当に来たら素早く動けるか…」 ミサイル着弾想定、燕で新潟県内初の避難訓練

かつては水おけとして使っていたコンクリート製の円筒の中に身を隠す住民=12日、燕市渡部(太田泰撮影) かつては水おけとして使っていたコンクリート製の円筒の中に身を隠す住民=12日、燕市渡部(太田泰撮影)

 北朝鮮が弾道ミサイルの発射を続ける中、新潟県燕市の渡部地区で12日、ミサイルの着弾を想定した住民の避難訓練が県内で初めて実施された。住民ら85人も参加して内閣官房と消防庁、県、燕市が連携して取り組み、情報伝達や避難の手順を確認した。このほか全市町村でも訓練を行い、うち11市村では防災行政無線などで住民に伝達。県も国民保護計画に基づく対策本部の訓練に臨み、いざという場合に備えた。(松崎翼、太田泰、市川雄二)

                  

 ◆作業中断し防御姿勢

 大河津分水路をはさみ、田んぼが広がる燕市渡部地区での訓練は午前10時にスタート。同3分、防災行政無線から「ミサイルが発射されたもようです」と避難を呼び掛ける放送が流れてサイレンが鳴り響くと、農作業中だった住民らは身をかがめながら用水路の側溝や、かつて牛の給水用に使われた水おけなどコンクリート製の構造物の中に身を隠したり、自宅内で防御の姿勢を取ったりした。

 自宅内で訓練に参加したタクシー運転手の阿部和彦さん(50)は「爆風を想定して、部屋の中央にある机に潜り込んだ。近くの学校とも連携した訓練もあったらいい」と話した。

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