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災害時「協力井戸」の登録を 和歌山市が募集

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災害時「協力井戸」の登録を 和歌山市が募集

 南海トラフ巨大地震など大規模災害時に急場をしのぐ生活用水として活用するため、地域住民らの井戸を「協力井戸」として登録し、災害時に開放する和歌山市の「災害時協力井戸登録制度」の募集が、1日から始まる。市地域安全課の担当者は「災害時は水などのライフラインが重要。ぜひ、協力していただきたい」と呼びかけている。

 登録の主な要件は、井戸水の色や濁り、においなどがない▽災害時に市民らが速やかに使用できる場所にある▽現在使用している井戸で引き続き使用を予定している▽ポンプ、つるべなど利用するための設備がある-の4つ。災害時には地域住民らに開放し、生活用水として洗い物や洗濯などに使われる。飲み水としては使用しないという。

 募集は、「市報わかやま」や市のホームページ(HP)などで実施。井戸の所在地などを記入した申請書を提出後、同課の職員が現地を確認し、要件を満たせば登録される。登録された井戸は「協力井戸」として、市のHPに掲載されるほか、井戸には市が作製したプレートを掲示する。

 県食品生活衛生課によると、井戸の登録制度は、すでに橋本市、みなべ町など県内8市町で導入されている。和歌山市では平成28年度、同市衛生研究所が市内の278基の井戸の水質検査をしたという。

 問い合わせは、和歌山市地域安全課(電)073・435・1005。