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出石の時計台「辰鼓楼」、平成の大修理へ 29日から外壁張り替え 兵庫

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出石の時計台「辰鼓楼」、平成の大修理へ 29日から外壁張り替え 兵庫

「平成の大修理」を待つ辰鼓楼。秋には一新した姿がお目見えする=豊岡市出石町 「平成の大修理」を待つ辰鼓楼。秋には一新した姿がお目見えする=豊岡市出石町

 ■88年ぶり、10月完了予定

 但馬の小京都・豊岡市出石町を象徴する時計台「辰鼓楼」が29日から、「平成の大修理」に入る。88年ぶりの“お色直し”で、同市は外壁を張り替えるとともに、調査も進める。10月までの修理期間中、4回の見学会を予定しており、6月9日に1回目を開き、内部を公開する。

 国の重要伝統的建造物群保存地区にある辰鼓楼は明治4(1871)年に建てられた当時、太鼓で時報を告げていた。10年後に地元医師が大時計を寄付して時計台となった。土台の石垣を含めると高さは約20メートル。木造の4層構造で、木の骨組みに板材を張っている。

 同市出石振興局によると、昭和3~4年の「昭和の大修理」以降、劣化が進んだことで、傷みが目立つ外壁を張り替え、石垣を補強する。事業費は約3500万円。屋根は明治40年と昭和12、59年に修復されており、現在の大時計は3代目にあたるという。

 10月下旬には工事終了の予定で、同振興局は「11月の出石お城まつりには、真新しい辰鼓楼がお目見えする。楽しみに待っていてほしい」としている。

 見学会4回開催

 見学会は6月9日と7月15日、9月9日が午前10時から。完工間近の10月7日は午後2時から行われる。いずれも30分前に受け付けを開始する。問い合わせは同振興局(電)0796・52・3111。