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福岡市、ふるさと納税で寄付の使い道を拡充 ベンチ設置や子供の支援など

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福岡市、ふるさと納税で寄付の使い道を拡充 ベンチ設置や子供の支援など

福岡市へのふるさと納税の寄付者に贈られる特産品のハチミツやふりかけ 福岡市へのふるさと納税の寄付者に贈られる特産品のハチミツやふりかけ

 福岡市は2日、自治体を選んで寄付できる「ふるさと納税」の使い道を、屋外で座れるベンチ設置や、経済的な理由で食事を十分に取れない子供の支援などにも拡充すると発表した。

 市はこれまで、推進するプロジェクトへの賛同を集めようと寄付を募り、福祉や文化振興などの16事業に活用してきた。今回新たに6事業を追加する。

 返礼品には能古島や志賀島、小呂島といった市内の特産品を新たに追加した。

 ふるさと納税をめぐり、総務省は4月、返礼品額の上限を寄付額の3割とし、資産性の高いものなどは送付しないよう要請する通知を出した。これを受け、福岡県久留米市の自転車など、九州でも返礼品の見直しの動きが出ている。

 福岡市は従来、返礼品よりも寄付の用途のアピールを重視してきたという。

 高島宗一郎市長は2日の記者会見で「返礼品の豪華さより、故郷への思いや事業に寄付をするとの方向性が、改めて総務省から示された。市のプロジェクトに共感し、寄付をいただければありがたい」と語った。