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福井県産地鶏の名は…福地鶏

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福井県産地鶏の名は…福地鶏

 県畜産試験場(坂井市三国町平山)が開発した卵も肉もおいしい県産地鶏の名称が「福地鶏(ふくじどり)」に決まり、同試験場は27日、生産農家への譲渡を始めた。今年度内に計8軒に対し約2400羽を計画している。6月下旬に卵を、来年5月ごろに肉を出荷する予定。

 福地鶏は「幸福度日本一の福井県の地鶏」として「幸福」と「福井」の福をとって名付けられた。西川一誠知事は「覚えやすいという理由からも命名された」と話した。

 福地鶏は、放し飼いの元気な鶏で、卵も肉もうまく、卵は黄身が大きく、消費者が好む赤玉(茶色の殻)。肉は歯ごたえがあり、ジューシーでうま味成分もたっぷりあるのが特徴。卵の価格は直売所などで1個40~50円を想定している。県生産振興課は「通常より高いが、放し飼いの鶏ではこの価格で需要がある」とみている。「肉も普通のブロイラーの2倍の価格にできれば」という。

 福井の新しい地鶏のブランド化をはかるのが狙い。平成26年度から同試験場で開発が進められ、今回、生産者や流通業者などで構成する新しい地鶏推進協議会で命名した。今後、毎年600羽程度増やし、32年度には年間4200羽に増やす方針だ。