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千葉大院生らがロゴ考案 若葉区の都市農業交流センター

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千葉大院生らがロゴ考案 若葉区の都市農業交流センター

 千葉市農政センター農業経営支援課は、同市若葉区にある3カ所の都市農業交流センターの愛称やロゴマークに、千葉大の大学院生が考案したデザインを採用した。「市職員では思いつかない、若い人のアイデアの詰まった名前を」と同大に提案し実現した企画で、市は今後、施設のPRに新愛称やロゴマークを活用する。

 センターは農業体験などで都市部と農村部の住人をつなぎ地域活性化を目指す施設で、富田町、下田町、中田町の3地区にある。従来の名称は、富田町の施設が市富田都市農業交流センターなどと、「いかにも行政といった名前で浸透しづらく、魅力が伝わる名前にしたかった」(同課担当者)という。そこで平成27年5月に同大工学部デザイン文化計画研究室に協力を依頼。施設の愛称やロゴマークを考案する企画が動き出した。

 同大大学院でデザインを学ぶ約50人の学生がそれぞれの施設を訪れ、地元住民から地域の特色を聞き取るなどの現地調査を繰り返し、イメージを固めていった。

 愛称は117種類の候補の中から選んだ結果、富田町の施設は「富田さとにわ耕園」、中田町は地元の呼び方を取り入れた「中田(なかった)やつ耕園」と命名。下田町はもともと親しまれてきた「下田農業ふれあい館」の愛称を継続使用することになった。各施設のロゴも、68種類のアイデアの中から地域の特色を反映させたものを厳選して決めた。

 プロジェクトのリーダーを務めた同大大学院工学研究科の宮田佳美さん(24)は「地元の人たちと話し合いを重ね、地域の歴史などを学びながら完成させることができた。たくさんの人に覚えてもらえたらうれしい」と笑顔で話した。