産経ニュース

ならまちにクラフトビール 醸造所・ビアバーで2種 奈良

地方 地方

記事詳細

更新


ならまちにクラフトビール 醸造所・ビアバーで2種 奈良

 できたてのクラフトビールが味わえる醸造所兼ビアバー「なら麦酒ならまち醸造所/麦舎(むぎや)」が、ならまちにオープンした。夏頃には瓶での販売も予定されており、地域の新たな名所として人気を集めそうだ。

 「おいしくて、おもしろいビールを作りたい」と、天理市出身の青山政義さん(47)が、岡山県の「吉備土手下麦酒醸造所」で2年間の修業を経てオープン。清酒の起源とされ、水が豊富な奈良の風土の豊かさから、奈良でのビール作りを決めたのだという。

 クラフトビールは、小規模で、独立して生産されている「手作りのビール」のこと。大手ビール会社とはひと味違う「嗜好品(しこうひん)」として人気を博している。

 店は20~25人が利用できるカウンター席とテーブル席。その奥に、仕込み釜や発酵タンクが構えられている。現在醸造、提供しているビールは、「ならまちエール」と「あっさりウィート」の2種類。いずれも青山さんが一人で醸造を行っている。

 「ならまちエール」は濃いブラウンで、コクと苦みの中にあるハーブのような香りが特徴。「あっさりウィート」は黄金色でさわやかな香りで、さらっと飲みやすい。ビールによく合う県産野菜などを使ったおつまみや、料理も楽しめる。

 今後はビールの種類を増やし、夏頃には瓶での販売も予定しているという。料理長の岩田邦弘さん(36)は「地元の方を中心に、ふらっと立ち寄れる喫茶店のような場所を目指したい。ビールを通じてならまちを盛り上げるきっかけとなれば」と話した。

 営業時間は午前11時~午後9時。水曜定休。問い合わせは同店(電)0742・95・9700。