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コメ生産量「目安」設定へ 減反廃止で米価下落懸念 宮城

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コメ生産量「目安」設定へ 減反廃止で米価下落懸念 宮城

 来年から国によるコメの生産調整(減反)が廃止されることを受け、県や全農県本部などでつくる県農業再生協議会は25日の総会で、国の生産数量目標の配分に代わり、当面の間、生産量の「目安」を設定する方針を決めた。

 協議会は、国が示すコメの需給見通しや県産米シェア(占有率)をもとに基本数量を算定し、販売先との契約に基づく需要量を積み上げて翌年の生産量の「目安」を設定。毎年12月下旬に市町村の農業再生協議会に提示する。

 減反政策の廃止で、過剰作付けに伴う米価下落の懸念があり、生産者からは生産数量目標に代わる数値の設定が要望されていた。

 目安に強制力はないが、県農林水産部の小島俊夫次長は「米価は回復基調にあり、これを維持することが大事だ。生産者に方針を理解してもらい、協力を求めていく」と語った。