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プロ目線で古民家利活用を提案 足利でGWに初イベント

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プロ目線で古民家利活用を提案 足利でGWに初イベント

 足利市内の古民家を有効活用しようと、建築士らの団体「つなぐつむぐ会」(山田夕湖(ゆうこ)代表)が5月3~5日、同市通の古民家をカフェとして利用し、映画を上映するイベントを開催する。市との協働事業の一環で、今後、旧市街地での古民家の実態を調査し、利活用についても提案していく。(川岸等)

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 全国的に空き家問題は深刻で、市は今年度、市民との協働事業として企画提案を募集し、同会と委託契約を結んだ。委託費は年間50万円。

 同会は2年前、建築士の山田代表をはじめ、足利にゆかりのある不動産業関係者ら5人で結成。これまでも足利を拠点に古民家の見学会などの活動を続けてきた。足利は繊維業で栄え、明治から大正、昭和初期にかけての細工の凝った古民家が多いが、世代交代で空き家となるケースが増加傾向という。

 同会は所有者と利活用したい人の中継拠点を目指し、「プロの目線で利活用法を提案する」(山田代表)考えだ。今年度は旧国道50号沿いの旧市街地を中心に、町の資産として残すべき古民家でコミュニティーの場に活用可能な物件を調査する方針だ。

 今回のイベントは古民家活用を広く知ってもらうための第1弾事業。築81年の古民家を会場にコーヒーと和菓子を楽しみ、3、4日は土蔵内で足利を舞台にした映画「夢色の川」を上映する。問い合わせは同会(電)080・8130・4873。