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奈良・天理市トレイルセンターがリニューアル
天理市柳本町の古道「山の辺の道」沿いに建つ休憩施設「市トレイルセンター」が14日、リニューアルオープンした。洋食レストランが新たに開店し、トレッキング後に使用できるシャワールームも完備している。
トレイルセンターは平成12年4月に完成。近年は年間約7万人の観光客が休憩所などとして利用しているが老朽化が進んだため、改修を望む声が市に寄せられていたという。
市は利用者の満足度を高め、にぎわいを創出しようと、約3500万円をかけて内装を刷新。約90席のテーブルやソファを備え、トレッキング後に汗を流すシャワールーム(1回100円)も2室用意した。
また、ライスカレー(800円)やエビフライ定食(1500円)を提供するレストラン「洋食Katsui山の辺の道」も開店。同店を運営する飲食業「OFFICE KATSUI」(同市)が、指定管理者としてトレイルセンターを運営する。
同店チーフの吉田康洋さん(31)は、「食事を楽しみながら、ゆっくりと景色をみてもらえる空間をつくりたい」と話している。
トレイルセンターは午前8時半~午後5時開業。レストランは午前11時~午後3時営業。予約があればディナーも受け付ける。問い合わせは「洋食Katsui山の辺の道」(電)0743・67・3838、月曜定休。