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【栃木スキー場雪崩】「ちょっと待てという先生いなかったのか」「どうしてあそこまで…」 犠牲の佐藤宏祐さんの父、真相究明を願う 

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【栃木スキー場雪崩】
「ちょっと待てという先生いなかったのか」「どうしてあそこまで…」 犠牲の佐藤宏祐さんの父、真相究明を願う 

佐藤宏祐さんが身につけていたリュックサックを手にする父親の政充さん。肩部分などに入っていたステンレスが激しく折れ曲がっていた=栃木県大田原市の自宅で 佐藤宏祐さんが身につけていたリュックサックを手にする父親の政充さん。肩部分などに入っていたステンレスが激しく折れ曲がっていた=栃木県大田原市の自宅で

 生徒と教員8人が死亡した那須町の雪崩事故で、犠牲になった栃木県立大田原高校の佐藤宏祐(こうすけ)さん(16)の父、政充さん(48)=栃木県大田原市=が改めて産経新聞の取材に応じ、真相究明と再発防止を願う気持ちを強調した。「どうして、あそこまで行ってしまったのか」。募る疑問への思いを訴えた。(伊沢利幸)

                    

 ◆金属製フレーム変形 強い衝撃物語る

 宏祐さんら大田原高山岳部の生徒、教員は3月27日午前8時半ごろ、県内7校が参加した登山講習会で雪をかき分けて進む「ラッセル」の訓練中、雪崩に巻き込まれた。悪天候で茶臼岳登山は中止され、当日朝、決まった活動で、生徒らは那須ファミリースキー場(那須町湯本)から茶臼岳斜面の国有林に入った。

 政充さんは「リュックを見て驚いた」と振り返る。警察から自宅に返されたリュックサックは金属製のフレームが大きく変形し、「雪崩のすごさを感じた」。宏祐さんが強い衝撃を受けたことを物語る遺品に、親としてつらい気持ちが募る。

 「山に行ってくると、すがすがしい顔で帰ってきていた。山の楽しさを子供たちに教えてくれたのが先生だった」。講習会責任者らだけを責める気持ちはないが、事故の経緯を説明した記者会見の内容を知ると、釈然としない面はある。

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