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廃小学校をまちづくりの拠点に 鳥取・八頭町、新産業創出などに意欲

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廃小学校をまちづくりの拠点に 鳥取・八頭町、新産業創出などに意欲

 鳥取県八頭町の中山間地の廃小学校を、まちづくり事業の新拠点に活用するプロジェクトが今年度から本格始動するのに先駆け、7日、運営会社「シーセブンハヤブサ」が会見し、事業について説明した。

 プロジェクトは、同町総合戦略の重点取り組み事項の一つ。3月に閉校された隼小学校の校舎を、まちづくり拠点「隼Lab.(はやぶさラボ)」として活用。情報関連などの企業を誘致するとともに交流スペースも設け、新産業創出や地域課題解決の場とする。

 この日は、同社の古田琢也社長が事業計画を説明。校舎2、3階を仕事スペースとし、教室を、3~5人向け、10~20人向けの大小2種類のオフィス計10室に改修。1階には町食材によるカフェテリアなどを設け、住民らが自由に活用する。同ラボの中では、事業のアイデアや技術なども共有。そこから企業間の協業、後継者育成など相乗効果を生み出すとしている。

 校舎は同町が約1億6千万円をかけて改修。6月頃に着工し、10月オープンの予定。一方、同社は完全民間で、鳥取銀行など7社が出資。町から校舎を賃借し事業運営する。古田社長は「補助金頼りではなく、しっかり稼ぎ、持続的に運営できる拠点を目指す」としている。